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高閣逼諸天

高閣逼諸天・・・今回は行書で書きました

読み方   高閣(こうかく)諸天(しょてん)に逼(せま)る

意味は   高閣は天に逼るほどに聳え立ち

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七夕の・・・藤原高遠

土曜日、こちら横須賀の天候は荒れに荒れました 8時ごろから暴風雨と雷です ゴロゴロといった可愛いものではありません ドカーンと地響きのするような落雷でした 電気も数回消えました 雨も激しく夫に「こんな日までもゆくの?」といわれながらも日吉にでかけました 月選作品を送ろうと思っても土曜日が締切なので間に合いません 自分の足で届けなければならないのです 前日の夜は蒸しに蒸して寝苦しいほどの暑さでした そして朝になればこの天気です 暑くてもレインコートを着てスニーカーででかけました 先生宅へスニーカーで伺うのは初めてです 濡れた場合の靴下の替えも持参です 日吉に着いたらゴロゴロとは鳴っていましたが、こちらは雷雨はそんなにひどくなかったようで、数人の生徒さんがきていました

帰り桜木町へ寄り裏打ちしてきました

下記の書は   多那者たの 天農羽衣 う遅かさね 寝る夜須すしき あき風處ふく 

と書いてあります
現代仮名では     七夕の 天の羽衣 うちかさね 寝る夜涼しき 秋風ぞふく

となります
意味は        七夕の星が天の羽衣を重ねて寝るこの夜涼しい秋風が吹くことだ

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吉野山・・・藤原家衡

下記の書は
吉野山 者なやさ可利耳 二ほふ羅む 婦る沙と斜らぬ 峰のし等く裳
と書いてあります



現代仮名では
吉野山 花やさかりに におうらん ふるさと去らぬ 峰の白雲
となります



意味は
吉野山はサクラの花が盛りに美しく咲いているのであろうか・・・古東のあたりを去らないでいる峰の白雲よ

素手抽針冷・・・李白の五言律詩より


素手抽針冷・・・今回は草書で書きました
読み方   素手(そしゅ)針を抽(ひ)くこと冷やかに
意味は   針をもつ白い手は冷える

戦地にいる夫のためにかいまきを縫っている手が寒さでちぢかんでいる感じがでていますね
「手」の字が少し小さくなってしまいました

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shuho-t

Author:shuho-t
書とフラを愛するシニアです 晴耕雨読ならず、一日のうちある時は静かに書に親しみ、ある時は笑顔いっぱいにフラを踊ります 

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